
エリアマネージャー育成コース DAY1 2021年11月6日
開会・あいさつ
チェックイン
ペアインタビュー
short lecture 加藤 潤 氏
short lecture 須部 貴之 氏
short lecture 脇黒丸 一麿 氏
パネルディスカッション
チェックアウト&茶話会
開会・あいさつ
ついに始まった、このエリアマネージャー育成コース。
開会のあいさつでは、霧島市商工振興会の池田課長が開会の挨拶を務めました。
このプロジェクトの目的、それは、
①地域資源の活用・プロデュースの考えを持った人材の育成
②実施する事業の検討
③コミュニケーションです。
ここでは、団体ではなく各個人で考えてもらう場(人材育成)や物件ありきではない(エリアマネジメント)などリノベーションスクールとはまた違った視点から物事を検討していきます。
来年2月19日のプレゼンテーションに向けて、全6回のプログラムで構成されており、参加者全員の想いがカタチになるのがとても楽しみです!
チェックイン
チェックイン(自己紹介)では、参加者みんなで円になって自己紹介をしました。
ファシリテーターは株式会社サルッガラボの市村良平さんです。
参加者の中には、学生や、BBQ協会や、元ハンドボール日本代表の方など個性豊かなメンバーが揃っています。
今回の「エリアマネージャー育成コース」では、「何かわからないけど何かをやりたい!」
「マネタイズ関連を学びたい」、「人脈を広げたい!」など参加する理由は様々です。
それぞれ異なる環境、異なる目的の参加者たちでどんな事業計画が出来上がるかがとても楽しみです。
ペアインタビュー
チェックインの後は、自分と向き合う時間と題してペアインタビューを行いました。
初めて会う人とペアを組み、ワークシートに沿って質問を引き出していきます。
その質問の中では、「まだ見たことない自分と出会いたい人」「イキイキした自分に出会いたい人」など、どんな自分に出会いたいのかそして、将来の夢ややりたいことなど自分と向き合いペアの方と共有していきました。皆さんリラックスした雰囲気で、それぞれのペアで素敵な時間を過ごしていました。
short lecture 加藤 潤 氏
本日1回目のshort lectureは、頴娃町を中心に活動している加藤潤さんでした。
加藤さんは、頴娃町で様々な空き家を再生しており、「○○や、」系列のカフェやゲストハウスに再生するなど空き家再生のブラックジャックと呼ばれています。
また、加藤さん自ら空き家の修繕に関わり、コミュニティ大工とも呼ばれています。
加藤さんのshort lectureから遊び心、周囲と連携することの大切さ、自分たちでDIYしていくことで費用も抑えられるなどエリアマネージメントやマネタイズの面でも新しい手段を知ることができました!
short lecture 須部 貴之 氏
本日2回目のshort lectureは、株式会社KISYABAREE の須部 貴之さんでした。
須部さんは、
①コミュニティ
②人材育成
の2つを軸にお話ししていただきました。
コミュニティを作るときのポイントとして、
①つながり(多様性)
②学び(成長プログラム)
③やりがい(役割づくり)
④評価(メディア)または対価を上げられました。
これまでの経験をもとにまちづくりとコミュニティの関わりや重要性をレクチャーしてもらいました。
これからどんな場が求められているか私たちは考えなければいけないなと感じました。
short lecture 脇黒丸 一磨 氏
本日3回目のshort lectureは、橋梁設計士の脇黒丸一磨さんでした。
保育園や、シェアオフィス、山林開墾など他にも数えきれないほどの事業を行ってきた方です。
脇黒丸さんは、若者や中高年など様々な視点から物事を見たり、多数の事業を行うことで1つの事業が失敗しても他の事業で費用をカバーできるなどエリアマネジメントについて詳しくお話していただけました。
また、「若者は好奇心があるけど費用の面で行動が出来ない」という考えから若者の挑戦を支援してくれるような方がいることに驚き、とても嬉しく思いました。
パネルディスカッション
メンター3名のshort lectureを終えて、パネルディスカッションを行いました。
「エリアマネージャーの役割とは?」という問いに対して、自分がこのまちとプロジェクトとをどこに向かわせるかであったり、楽しさを協力者に伝えるコトであったり、3名それぞれの答えが出てきました。
そのほかにもエリアマネージャーをやる上での意図や大事にすることなどをアドバイスしていただき、とてもためになる時間になりました。
これからエリアマネジメントをする上でとても重要な時間になったのではないでしょうか。
チェックアウト&茶話会
チェックアウトでは、第1回目のエリアマネジメント育成コースを経て「自分の本心、やりたいことと向き合いたい」、「これからの人材の育て方、資金調達の方法について学べた」など得るものがたくさんあった1日でした。
茶話会では、参加者同士やメンターの方、運営陣も一緒になって話をして同じ志の仲間を見つけるなど人脈を広げることのできた茶話会でした。
次回、第2回目のテーマは「地域資源の活用とプロデュース」です。
どんなお話が聞けるのか、とても楽しみです!
(ライティング(学生サポーター):牟田万海、山口さくら)