NO.013
2021/09/04
パッションパッション
きりしま女子起業ラボDAY3「自分の起業テーマの課題を深掘り、事業化の鍵を見つける」

こんにちは!きりしま女子起業ラボ運営事務局です。
DAY2から約4週間後の9月4日(土)に「きりしま女子起業ラボ」のDAY3を開催しました。今回は主に、自身の事業を考えていく上でとても参考になる考え方「システム思考」と「SWOT分析」について学び、ワークを行いました。

前回に引き続き、今回も受講生と運営スタッフ、全員オンラインで繋いでパソコン上に集まりました。受講生のみなさんはZOOMの操作にも慣れて、オンライン上でも円滑なコミュニケーションをとることができました!

きりしま女子起業ラボとは?

きりしま女子起業ラボとは、「事業化したい分野やアイデアがあるが、何から始めていいのかわからない」という女性を対象とした伴走型の起業支援プログラムです。
7月24日から11月21日までの約4か月間、全5回の講座や報告会を通して、受講生同士や運営スタッフ・メンターなどが互いに対話しながら、それぞれが想う”自分らしい”事業計画をブラッシュアップしていきます。

各回の開催レポートはこちらから
DAY1➡︎tps://live-kiri.com/2021/07/24/post-345/
DAY2➡︎https://live-kiri.com/2021/08/07/post-564/

それでは当日の様子をご紹介します。

オリエンテーション

DAY2と同様、この場に参加する上で積極的に取り組んで欲しいことを共有しました。約束は以下の5つです♪

〜グランドルール〜
・反応はいつもの3割増しで!
・相手の話・想いに耳を傾ける
・息抜きを忘れずに♪
・カメラはオン・発言時以外はミュートでお願いします
・発言時はお名前を最初に。チャットも活用してね!

また、この場への心の準備を整える為のチェックインを行い、「今の気持ち」などを全員で共有した後、本日の内容に移っていきました。

本質的な課題を見つける”システム思考”

システム思考は、自分の事業を考えていく上で、とても参考になる考え方です。
ここでは、”痩せたいのに太る”という問題を通して、システム思考について紐解いていきました。

 

上記の図は、”太る”という課題の原因を深掘りした図です。
”太る”という一つの事象においても、原因は一つではなく、たくさんの原因が影響し合っています。

このように、原因を深掘りして課題の全体構造をあぶり出す方法、それがシステム思考です。

課題を本当に解決するためには、まずシステム思考で課題の構造をあぶり出します。
次に、影響しあっている原因の中から「どこに手を打てば負のサイクルが止まるのか?」という観点で、鍵になるものを探していきます。

自身の起業テーマや起業準備での課題を整理する一つの考え方としてお伝えしました。

事業の現状を捉える”SWOT分析”

SWOT分析は、自身の事業の現状を捉え、事業化の鍵を見つけるフレームワークのひとつです。
今回は講師として、霧島でカフェやコワーキングスペースを運営している株式会社PBOOK MARK松本一孝さんに、SWOT分析の考え方や実践についてレクチャーしていただきました。

そもそもの経営戦略を描く「基本的な事」とは、”現状を知り、理想を描き、理想に辿り着くためのシナリオ(戦略)を描く”ことです。

SWOT分析を行うファーストステップとして、まずは現状を知り、己を知ることが大事です。

強みと弱みを知ることが大事であり、強みと弱みを知ることでビジネスは発展していき、チームや組織、まちの強さはより強く、より稼げるローカルビジネスになっていくと松本さんは言います。

現状を把握するために使われる手法、それがSWOT分析です。

まずは、SWOT分析に入る前に受講生には、自身のプロジェクトやこれからやっていきたいことに関連する事柄についてのキーワード出しをしてもらいました。例えば「パン屋」、「お客さんの笑顔」、「美味しい」など、キーワードは自由です。
受講生の皆さん、自身の事業についてとても深く考えておられて、たくさんのキーワードを出されていました。

次に、抽出したキーワード元にSWOTの洗い出しを行なっていきます。
まずはキーワードを、「ポジティブ要素」と「ネガティブ要素」へ。そこから2つをそれぞれ、「内的要因」と「外的要因」へと分類分けして、4象限に落とし込んでいきます。

↓【SWOT分析シート】

この4象限こそが、
ポジティブ要素×内的要因=強みStrengths)
ネガティブ要素×内的要因=弱みWeaknesses)

ポジティブ要素×外的要因=機会Opportunities)
ネガティブ要素×外的要因=脅威Threats)

となっており、各頭文字を取ってSWOT分析と呼ばれています。

松本さんが運営する『_1treecoffee』での例を紹介してもらいながら、受講生の皆さんにも抽出したキーワードをそれぞれシートに振り分けていただきました。

松本さんから受講生には、

・内的要因である自分の強み、弱みは掘り出せているが、業界のことなどの外的要因が足りていない、などはビジネスを始める時によくあることである。内的要因と外的要因はバランスよく、同じ数ずつ出すことがすごく重要。例えば、内的要因を3つ出したら、外的要因も3つ出す。
・外的要因を表層的な所ではなく、データを元に客観的にみる。データは、検索をかけるとたくさん転がっているので活用する。

というようなフィードバックをいただきました。

内的要因と外的要因はバランスよく分析すること、外的要因はデータを元に客観的に分析することが大事ですね!

 

講座内では出来ませんでしたが、講座終了後、参加できる方のみ延長戦として、SWOT分析を活かした戦略の描き方”クロスSWOT分析”についても松本さんにレクチャーしていただきました。

クロスSWOT分析では、SWOT分析で落とし込んだ強み、弱み、機会、脅威をかけあわせて考えていきます。

・機会×強み=積極的戦略
・機会×弱み=改善戦略

・脅威×強み=差別化戦略
・脅威×弱み=イノベーション戦略

上記のようになり、まずはそれぞれをかけあわせた抽象的な戦略を描いていきます。最後に戦略を元に、具体的な戦術に落とし込んでいきます。

最後に松本さんからは、難しく考えすぎないでまずは書き出してみる!と、アドバイスをいただきました。

メンター相談と個人ワーク

後半は、1人1回15分程のメンターとの相談タイムや、個人でSWOT分析について考えたり、松本さんへ質問する時間を取りました。
自身の事業についての相談であったり、SWOT分析でのキーワード出しや、キーワード分けなどをメンターと一緒に考えるなど、今回の講座を受けてさらに事業がブラッシュアップしていきました。

事後アンケートでも
・SWOT分析でより一層具体的に自分の現状と今後を深く扱うことが出来た。
・とても1人では出来ない内容で、メンターの方と話をしたり、みんなの発表を聞いたりする事で出来た。
・自分と向き合い内的要因、外的要因を客観的に見て掘り下げる良い機会になりました。

というような声が挙がっていました。

システム思考やSWOT分析と、難しい内容でしたが、受講生の皆さんしっかり理解してくださって、自身の事業を整理したり、ブラッシュアップすることが出来たDAY3でした!

今後のスケジュール

次回は9月25日(土)開催のきりしま女子起業ラボDAY4「事業計画ブラッシュアップ会」です。自身の事業について発表を行い、専門分野の方をアドバイザーとして迎えてフィードバックしていただきます。

次回の開催レポートもお楽しみに!!

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