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2019/09/26

「霧島の日常を、劇場へ」〜新たな公共空間の使い方〜 第2回霧島リノベーションまちづくり講演会を開催!
「南池袋公園」などの公共空間活用を民間主導の公民連携で取り組まれている青木純氏((株)nest代表取締役)をお招きし、これまで積み重ねてきた実践の話を基に、「当事者意識」を持って自らまちづくりに関わっていくことの必要性について学びました。
これまで「まちづくり」と聞くと、自分が参加しているイメージがわかず、まちの誰かがやっているものだった。また「公共」とは、道路、公園、施設など行政が管理しているものであり、自分のためにあるものだという認識が薄い。今の公園は決められたルールや条例、公平性の壁により禁止事項が多くある。これは公園利用者の視点ではなく、管理者の視点が強く反映された結果であり、利用者とのコミュニケーションを諦めてしまっている。
「みんなのためのものは誰のためでもない」。
これからは行政に任せっきりにするのでなく、当事者の市民が行政と力を合わせて、未来のために公共を育てていく必要です。今できることを今できる人でやる、市民が主役の「まちの日常づくり」を始めましょう!
■日時
令和元年9月26日木曜日
- 午前10時~正午(開場:午前9時30分~)
- 午後6時~午後8時(開場:午後5時30分~)
■場所
- _1tree coffee(霧島市国分重久4639)
- 国分シビックセンター多目的ホール(霧島市国分中央三丁目45-1)
■講師
(株)nest代表取締役青木純(あおきじゅん)氏
1975年東京都生まれ。日本の賃貸文化を変革したカスタマイズ賃貸で新しい市場を創造し、経産省「平成26年度先進的なリフォーム事業者表彰」受賞。「青豆ハウス」や「高円寺アパートメント」では住人と共に共同住宅を運営。主宰する「大家の学校」で愛ある大家の育成にも取り組む。生まれ育った豊島区では「都電テーブル」を展開。「南池袋公園」など公共空間活用も民間主導の公民連携で取り組んでいる。
■参加者数
午前の部:58名(ランチ会25名)
午後の部:85名(懇親会17名)
■参加者の声
- 明日から当事者市民として頑張るための力を貰えた。(30代男性)
- 将来もしかしたら店を経営したりするかもしれないので、今日の話を忘れずに何事にも自信をもって生きていきたいです。(10代女性)
- 期待値を上げるという考え方がなかったので、いい勉強になりました。(20代男性)
- 「続ける」ことに重要性を感じ、今に価値を感じる→未来をつくります。また地道な活動→明日の仕事にヒントを得た。実際に行動します。(30代男性)
- 何が起こるかわからない将来を切り拓くには一歩踏み出すことが大切なことがわかった。
- 色々なことに一歩踏み出して実際に行動しようと思った。今後にこの講演で学んだことを活かしていきたい。(20代女性)
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